犬の手作りご飯のレシピや量の不安
市販で売っているドッグフードは食べてくれない、残すけど「茹でササミ肉」とか人間が食べるものや新鮮な食材は喜んで食べてくれる。
一般的なドッグフードに含まれる添加物をさけた食事をあたえたい↓
香料 着色料 合成保存料 防カビ剤 増粘剤 発色剤 BHA BHT エトキシキン 酸化防止剤
大切な愛犬なので、健康で長生きしてほしい。そんな願いで、手作り食を検討していたり、すでに与えている飼い主さんも近年とっても増えてきましたよね〜♪
しかし、犬に良かれと思って与えていた「手作りご飯」が原因で愛犬が体調を崩したり、栄養バランスが悪かったり、お肉のカットの仕方や量などを間違えると腎臓に負担がかかってしまい腎臓の病気をを誘発してしまう可能性があります。
例えば、私たちがミルキーにしてしまった失敗としては手作り食として犬の祖先は狼で犬は肉食寄りの雑食なので、ドッグフードのような小麦粉やコーン粉などの穀物中心の食事ではなく脂の少ない肉や魚の「良質なタンパク質」を多めに与えた方が良いと思っていました。
なので、肉や魚をグリルで味付けなしで焼いて冷ましそれらを適当に切って手作りごはんに入れていました。ミルキーはとっても喜んで食べてくれました♡
当時の私たちは酸化して酸っぱ臭いカサ増し粉と合成保存料だらけのドッグフードに嫌気をさしてニュージーランド産のZIWIやK9などの肉類96%以上などのフリーズドライやエアドライタイプの高級ドッグフードをメインに与えていました。
1キロ当たり1万4000円くらいするので、100g1400円のドッグフードです!100g1400円ってスーパーで売ってる一番高い黒毛和牛レベルの価格ですよね〜それだったら、スーパーで売ってる国産の人間が食べるササミ肉や赤身肉、レバーや鰤などの方が新鮮でぜんぜん安いので試してみたのがきっかけでしたが、高級ドッグフードの数10倍の勢いでがっついて食べていました♡
ミルキーはお迎えした時から少食で、食べムラが激しかったので自然と
体に良い物をしっかり食べて欲しい…。
そんな願いからドッグフード選びには妥協なくたくさん試してきた経験があり、業界トップクラスに良い物だけを探して同じものばかりだと急に食べなくなったりするのでローテーションしながら与えていましたが
シンプルな手作りご飯を試したところ、今まで見たことない勢いでむさぼりつくミルキーを見て(驚)
よしっ!これだぁ〜って思いました♪
しかしミルキーはすぐに体調を崩しました。まず便が不定期になり、かなり軟便になりお尻周りの毛に便が付くようになってしまいました…。
さらにとっても臭いオナラもする様になりました…。
消化不良です!
のちに知りましたが肉や魚のタンパク質を犬が摂取したらエネルギーに変えて行きますよね!その時に体には有害なアンモニアが出ちゃいます。このアンモニアは腎臓でろ過されて外に出されるのでろ過機能の腎臓に負担が増えちゃうんですよね〜
超小型犬が手作りご飯のお肉などをしっかり消化し栄養素として負担少なく吸収するためには2ミリ程度のみじん切り状態で与えることがベストとかまったく知りませんでした。
せっかくの新鮮な食材も、消化不良なうえに体内で分解するのに負担が多くその結果病気を誘発していたら本末転倒ですよね〜
犬の手作りご飯に野菜は入れるのか?
野菜も何を入れるか?どの部分をどうやって使うか?が重要になります。例えば下記のような大豆ですが使うときは一個一個の豆についてる「薄皮」を取らなければいけません。
味付けなしの水煮の大豆のパック1袋ですが結構、気の遠くなる作業です。それに手で薄皮を取るなどしているとどうしても雑菌が付くので腐るのも早いです。
フードプロセッサーで細かく切っていこうとしていますが、この写真でもNGポイントがあります!なんだと思いますか?犬に与えない方が良い食材が入っています!
ブロッコリーの芯です。
これも知らなかった事ですが、ブロッコリーの芯やキャベツの芯はNG!って知ってましたか?
実は芯は根の一部で土からの農薬がもっとも溜まっている箇所、超小型犬に農薬成分の長期間摂取は体に深刻な影響を及ぼす可能性があるので食べさせない方が良い…。こんな事も知りませんでした。
包丁で適当に野菜を切るなどではお肉と同様に消化や分解に負担が多いことや野菜残しを防ぐためにフードプロセッサーでみじん切りにするのが良いのですが
下茹で後のかぼちゃやお芋などの粘り気が出る食材を入れてしまうとダマになってしまい全体的に綺麗にみじん切りにならないなどこれまた大変だったりします〜
ふぅ〜
栄養バランスに問題はないのか?
- 塩
- カルシウム
犬は味付けなしで!こんな風に思っていませんか?手作りごはんでも適度な塩分がないと犬は病気になります。塩分は健康な体を維持するために必要不可欠な成分です。
適度なカルシウムも必要です。肉や野菜が中心の場合見落とされがちです。
それ以外にも犬に与えない方が良い食材や必要な栄養素、腐ってしまうなどの保存期間の問題や塩分の適正量など、知らなかったり適当だと犬にとっては大きな負担になってしまいますよね…。
冷凍保存の良し悪し
上記の様にして作った野菜ペーストなどは小分けにして冷凍しないとすぐに腐ってしまうので注意が必要ですね!このとき野菜のカットが大きいと解凍時に水が出てしまい同時に野菜の栄養成分も抜け出てしまうので「解凍ドリップ」の観点からも細かく切る意味がありますね♪
また、私たちは野菜や肉だけでは足りない栄養成分は防腐剤不使用のレトルトパウチされたスープをサプリメント感覚で購入していますが開封後は風味が落ちたり酸化したりすぐ腐るので蓋付の氷トレーで1回分づつ小分け冷凍すると使うときも「10秒チン」で使いやすいのでオススメです♪
う〜ん、仕事も通勤も家事もお掃除もある中で犬の手作りご飯って自分たちのご飯よりも準備が大変だわぁ〜
俺は料理ムリよ…。わからんし(汗)
ちょっと〜ママーパパー!手作りご飯やめないでねぇ〜
手作りご飯の5つのリスク
手作りご飯には5つのリスクがあると言われています。
- 作るのが面倒だったり時間がない
- ご飯のレシピがわからない
- 割高でお金がかかる
- 適正な分量がわからない
- 腐ってしまいそうで怖い
他にもササミ肉などの分量をだんだん増やしてしまう飼い主さんが多いみたいですね!消化に負担がかからない様に細かく切ればお肉は犬の体に良いと思っていたけど。
高タンパク質のご飯は犬の攻撃性を高める可能性がある事を指摘されていて…。
お肉が多く高タンパクだと体内のアミノ酸濃度が高くなって、セロトニンが少なくなり、イライラ感につながることが解ってきました。
手作りご飯のメリット
犬はドッグフードを食べるより手作りご飯を食べている犬の方が寿命が長くなることが科学的に証明されている事をご存知でしょうか?
市販フードを食べている犬より、手作りごはんを食べている犬のほうが3年近く長生きしていたのです研究チームは、手作りのほうが食材が新鮮で栄養の吸収率が高いこと、市販フードは高温加熱や成型の際に栄養が失われる・余計な添加物が入っていることが原因
ベルギーのジェラルド・リッパー獣医師ら研究チームが「長生きする犬とそうでない犬の違い」について調査
ミルキーに手作りご飯を食べさせてあげたい!
だけど5つのリスクがある…。にわか知識で作ってミルキーが体調不良になった経験もある。
長期間にわたって与えるので信用できない製造元の商品をなんとなく良さそう♪で選んで健康被害にあうのだけは避けたい。
そして、たどり着いた最終的な答えは実際に製造元の本社に伺い執行役員や創業社長さん、開発担当のペット栄養士さんの細かいお話や内部の情報を目の前で見聞きさせて頂き。
とっても感動した手作りご飯の会社♡「ペトコト」に出会えてそれ以来こちらのご飯を手作りご飯としてミルキーに与える事にしました↓
人間の1年は犬の6年
健康で長生きしてほしい
5年後10年後の愛犬の健康を考えてあげたい。