しつけ

犬のしつけに失敗する3つの特徴

マルプーの問題行動は飼い主が悪い

しつけって難しいですか?うちの子中々、言うこと聞いてくれなくて大変だわぁ〜とか、しつけが上手く入らず困ってる方って犬を初めて飼った場合は特に感じていると思います。

そんな時どうしても、わんちゃんを怒ってしまったりわんちゃんのせいにしたくなりますが、その考え方は危険で、犬がどんどん困惑し問題行動が増えてしまうキッカケを知らず知らずに作ってしまうので注意しましょう。

マルプーのしつけに失敗しました

このブログでは私たちが経験して良かった事もどんどんお伝えしますが、失敗してしまった「失敗談」も包み隠さずお伝えして行きますので、失敗から学ぶって感じでぜひ読み進めて頂けるとありがたいのです。

分離不安症になってしまったミルキー


ミルキーの現在の性格は怖がりで不安症です。飼い主の側を離れたくない衝動を抑えきれず、極度に不安で震えてしまったり、キョロキョロとあたりを見回し一切リラックスできません。

犬だけで留守番させる時などは極度に嫌がり、

この世の終わりの様な不安な表情と
むせび泣く様な鳴き声をあげます。

こんな症状を分離不安症といいます。何故?この様な性格になってしまったのかと言うと、飼い主である私たちのしつけの仕方が悪かったです。

しつけで大切な心得と言うか手順を無知で守らなかった為、分離不安症になってしまいましたが、同じケースでワンワンと無駄吠えが多くなってしまう犬や飼い主の言う事をあまり聞かない、わがままな犬になってしまったり様々なしつけの失敗談に共通してくるのでかなり重要なポイントです。

飼い主がやってはいけない3つの行動
  1. 飼い主さんが出かける前に犬に前もって話しかけたり謝ったりしてはいけない。
  2. 飼い主さんが帰宅した時、留守番していた犬を必要以上にかまって興奮させてはいけない。
  3. 飼い主が犬の要求吠えに振り回されてアタフタしたり犬に主導権を取らせる行為はいけない

解説して行きます!①はよくやってしまう人が多いのですが、「ママお仕事行ってくるからお利口さんしてお留守番しててね〜」などと話しかけて

嫌がる犬におやつを与えてなだめて外出するなどは典型的なやってはいけない行為です。これをすると犬の不安を煽る行為になります。また嫌がって吠えたりするとおやつをもらえるなら、どんどん吠えよう!などと犬の心理はなって行きます。

ベストな対応は、何も言わず目も合わさず、外出する別れも惜しまずスッと外出する事です。飼い主さんはだいたい同じサイクルでサッと外出するものだ!と犬が理解すれば問題行動は出ません

②ですが帰宅した飼い主さんに真っ先に寄ってくる愛犬を見ると嬉しくなりますよね!無邪気に尻尾をふって興奮してたりする犬も少なくありません。そんな時に飼い主さんが必要以上にかまったり、「ただいまの挨拶」をするのは好ましくありません。

犬が飼い主さんの帰りが嬉しくて、興奮してお迎えに来てくれた時の

ベストな対応は目も合わせず声もかけず素通りしましょう。手洗いや着替えなどすまし、落ち着いた状態の愛犬になった時にたっぷり触れ合いましょう。このポイントも重要でこれをしないと、犬は興奮しやすい犬になってしまい問題行動を助長してしまったり、留守番が余計に嫌になります。興奮状態の犬を更に興奮させたりおやつを与えてはいけません。

③はとても多いしつけ失敗の代表的なパターンです。犬は何かして欲しい時や興奮すると吠えます。これは犬なので当然です。特にパピー時代で3ヶ月〜1歳までの間は、訳も分からず吠えたりもします。

その時に飼い主さんがアタフタして?どうしたのこれで遊びたいの?お腹空いたの?お水飲む?ママと遊びたいの?などと飼い主さんが犬のアクション後に動いてあげると、わがままな犬になります。犬に主導権を奪われ、「要求吠え」に振り回されてしまうと犬の問題行動はどんどん増加してしまいます。

ベストな対応は主導権は必ず飼い主さんで、犬が要求した場合は無視!落ち着いたら人間主導でおもちゃで一緒に遊んであげたり、おやつを与えたり、かまってあげましょう!(※犬の混乱を防ぐため家族全員で共通して徹底してください)

犬のしつけは1歳までが鍵

人間もそうで「三つ子の魂百まで」といいますが。小さなまだ訳がわかってない様な時に、一貫した正しい接し方を家族全員でする事が重要です。犬でいえば1歳までですね!

この時理解したことは犬は一生涯忘れません。例えば人間が食べているご飯を欲しがるわんちゃんっていますよね!飼い主さんが食べている物が気になって吠えてみました!するとお裾分けして貰えました。この時犬はとても嬉しくなります。

なので、人間の食べ物や飼い主さんが何か食べていると吠えれば貰える!と理解しているので、なんであれ吠えて欲しがる様になります。それは問題行動を招く行為ですし興奮しやすい性格の犬になってしまいます。

それにご飯以外にちょくちょく間食する癖がついて肥満になり肥満は万病の元です。

犬の習性とは⁉︎

まとめると犬は自発的にアクションを起こした時に良い事が起きたらそれを繰り返す様になり、良い事が起きない場合はその行動を辞めます。

悪気はないよ〜

しつけは飼い主さん次第です

私たちはまさに無知が招いた災で「飼い主さんがやってはいけない3つの行動」を全てやっていました。

そのおかげでミルキーは分離不安症になり臆病で怖がりの性格になってしまいました。今となってはミルキーに申し訳ないなぁ〜って思います。

お家でもっとリラックス出来れば良いのに可哀想です…。

人間も同じですがストレスは本当に体によくないですからね。この記事では私たちの失敗談をお伝えしました。