犬のお悩み

犬のイボやできものは赤い?白い?粉瘤や表皮嚢胞が出来た時に読むブログ

愛犬ミルキーが4歳の時に背中に突如出来た小さい【白いイボ】!すぐに病院に行って【細胞診検査】(※注射器で患部の内容物を吸上げ特殊な顕微鏡にて感染症やガンなどの疑いはないか?細胞を検査すること)をしました。

結果→『皮脂のみ』との事で、人間でいう小さな白ニキビみたいなもんなので放っておいて大丈夫です。と言われ1年間放置してしまいましたが…。それは完全に間違った選択でした(>人<;)愛犬にイボが出来たら→すぐにやった方が良い事を後悔した経験から詳しくお伝えします!

犬のできものは粉瘤?イボ?

ミルキーママ

マッサージしてあげてたら、指に引っかかりがあって被毛をかきわけて見て見ると背中に白いイボが1つ出来てました…。ちょうど狂犬病予防接種のタイミングだったのでついでに診てもらいました…。

粉瘤・細胞診検査

【重要ポイント】はこの瞬間です!最初の細胞診検査がポイントです!

私たちははじめての経験なので無知でしたが、じつは動物病院で4人の獣医師さんに伺いましたが犬のイボやできもの(良性腫瘍)で来る方はとても多く1日に何組もいらっしゃる話。

犬の白いできもの

パッと見ただけで結果はわかっているけど細胞診検査を行い→内容物は皮脂や古い角質なので→表皮嚢胞と診断。とくに放っておいても大丈夫なので経過観察をすすめられます。

粉瘤、表皮嚢胞とは

日本皮膚科学会の解説ではアテロームといって下記の説明をしています↓

(※イラスト: 日本皮膚科学会の解説のスクリーンショット)

多くの方がこの時点でホッとして自宅に帰ると思います。私たちもそうでした(>人<;)!けれどもその後イボはどんどん大きくなって行きずーと気が気じゃない生活を送ることになります。

大きくなるだけではなく赤くなり赤いできもの中に白い部分が浮き上がって来て破裂しそうな状態になります。バリカンやハサミを使うトリマーさんも気が気じゃないので心配されます((((;゚Д゚)))))))怖

そんなさなかに、さらには2個目3個目が出来るなんて事も起きます。(※実際にミルキーは最初の1個目を獣医師に言われるがままに経過観察にして1年後には10倍くらい大きくなり破裂寸前のさなか、小さな2個目と3個目が出来ました!

細胞診検査で伝える重要な事

●1年前に戻れるなら最初の細胞診検査の時に獣医師にこんな風に伝えるべきでした↓

ミルキーママ

先生!細胞診検査と同時に内容物を絞りとって袋も除去してください。

犬のイボ(表皮嚢胞)を手術しました

手術をする前、動物病院であまりの恐怖のためにミルキー震えが止まらない様子↓

結論としてミルキーは表皮嚢胞除去のため1年後に簡易手術をしました。それと2個目が出来始めた直後からある対策をしたため2個目3個目は大きくなる前に小さな「かさぶた」みたいになってポロっと剥がれ落ち綺麗に無くなりました。

白く小さかったイボ(粉瘤)1-2ミリ程度は1年かけて1㎝以上くらいまで大きくなってしまい(>人<;)赤みをおびていますが、本人ミルキーは全く気にしていない様子だったのが唯一の救いではありました!

手術直前の表皮嚢胞がコレです!(約1㎝)これ以上大きくなってしまうと、周囲の被毛を刈り上げ部分麻酔を施し(※じっとできない子は全身麻酔)半日お預かりなどの大掛かりな除去手術になってしまいます(>人<;)驚

ミルキーママ

ミルキーの場合は所要時間わずか10分程度の簡易手術でした…。

ここで大切な事は飼い主側もインターネットなどで予備知識をつけて獣医師の言いなりにならずに希望を明確に伝える事です。一番良くないのは飼い主さんが症状や処置についての治療方法を「何も知らない事」です。

獣医師に言われるがままのお任せ…。みたいな態度だと必要以上な検査大掛かりな処置投薬などアレもこれも付けられて犬にとって精神的にも肉体的にも負担になり治療費も高額に膨れ上がります。(※動物病院は慈善事業ではなく商売です)

超小型犬は麻酔は避けるべき

小さなイボ(粉瘤)も放置すれば大きくなったり、化膿してしまったり破裂したりと状況は悪化します。悪化してからまた病院に行けば処置の仕方も治療費も大きくなります。ミルキーの場合も当初、電話で相談したら部分麻酔をしてクリ抜き除去をするか?

全身麻酔で完全除去(※内容物だけでなく囊腫壁{袋の部分}も全部)と同時に高齢になったら中々出来なくなるので、超音波スケーラーを用いた歯周ポケットを含む歯石の除去も同時に出来ますとの事でした。

意外と知らない事実

しかし、犬の麻酔に関する統計データを調べて見ると麻酔による全く健康な犬の死亡率が0.591%ある事に気がつきました1000匹中に6匹くらいは死んでしまうワケです((((;゚Д゚)))))))この数字は人間の15万人に1人(0.00000667%の死亡率)と比較すると88605倍もの危険性なのです(驚)

怖すぎる事実!

とくに3キロ以下の超小型犬や
短頭種の場合はリスク増加!

犬のイボや粉瘤(表皮嚢胞)の処置

ミルキーが受けた実際の処置

結論:

  • 周囲の剃り上げなし
  • 局所麻酔も全身麻酔もなし(※塗る麻酔のみ)
  • 縫合・抜糸なし(通院なし)
  1. 針で小さく切開し
  2. 内容物を絞り出し
  3. 鉗子(カンシ)で袋を綺麗に除去

患部洗浄→消毒→軟膏塗る

ミルキーママ

獣医師さんには麻酔はしない。なるべく負担の少ない手法での処置を希望。再発防止の為に鉗子(カンシ)などで袋の除去もする様に伝えました。

※イボの上部を針で刺し絞ったり、注射器で吸い上げる処置をする獣医師も多いですがそれでは不十分です。袋状の囊腫壁がそのまま残っているので、その場所にまた同じように皮脂や古い角質が溜まり、表皮嚢胞が出来てしまい再発です。鉗子(カンシ)などを用いて綺麗に袋も除去する事。

※上記の処置は何ら難しい処置ではありません。技術のある獣医師なら数分で終わります。

「 抗生剤 」は最小限にしよう

表皮嚢胞が小さいうちの処置なので小さな切開と言っても傷口から細菌が入ったり化膿などしないように傷口がふさがるまで抗生剤の投与が行われます。

ミルキーの場合は4日分出されましたが中には1週間抗生剤を処方しシャンプーやトリミングの禁止と安静を伝える獣医師さんも居ます。これも傷の大きさや回復具合を見て判断してあげましょう。

抗生剤はデメリットも大きくあります。犬の健康に欠かせない体内の善玉菌や消化酵素なども全て死滅します。

イボや粉瘤(表皮嚢胞)の治療費

今回の件でわかった4つの事

  1. 飼い主は犬の病気や症状について予備知識を持っている事が大切。
  2. 処置の仕方は必ず複数の選択肢があります。獣医師任せはNG!1つの方法論しか伝えない獣医師は未熟者か収益目的なのでセカンドオピニオンをお勧めします。
  3. 麻酔リスクを過信するな!(※死ななくても麻痺など後遺症が残ることも)
  4. 早期処置が重要!

2個目3個目のイボを完治させた方法

(※ペトコトフーズにはとむぎ粉を少量トッピング)

通称:イボ取り粉の「 はとむぎ粉 」

古来より皮膚炎やイボ、アトピー改善に良いと言われる「ハトムギ粉」新陳代謝を高め老化により周期が低下した表皮のターンオーバーを正常化させる働きが期待できたり、活性酸素を減らす抗酸化や腸内環境の改善の助けにも

フレッシュフードに少量混ぜてあげたり↓

カリカリドッグフードに混ぜてあげても香ばしい匂いで食いつきも格段にUP♪( ´▽`)↓

カリカリより圧倒的にフレッシュフードが好きなミルキーですがカリカリとは思えない

バッキューム喰いで皿舐め

「ハトムギ粉」は救世主だと直感皮膚の新陳代謝UPで抗酸化♪( ´▽`)楽天市場で安価で売ってます↓

日本全国の愛犬家さんや愛犬にイボやできものが出来てしまってお悩みの全ての飼い主さんに私たちとミルキーが経験した失敗と学びが届いて欲しいなぁ〜(>人<;)!