犬のダイエット肥満は寿命が短くなる
肥満な犬ほど寿命が短くなるって事が多くの研究や調査などの記録を鑑みると
科学的に証明されている
ことをご存知ですか?本日は犬の肥満に潜む危険と犬の肥満の原因はじつは犬がアレルギーを発症してしまう可能性が高いことが最近わかって来たのでその辺りの情報をシェアして行きます。
20年に渡る研究を振り返った結果、体重過多のイヌは理想体重のイヌと比べて寿命が短い傾向にある。50,000頭以上の12犬種が対象とされ肥満により寿命が縮まる現象はすべての犬種に見られました。
2019年1月3日リバプール大学「肥満とイヌの寿命の関係」研究より
アメリカでは「犬の寿命と肥満」は密接に関係すると900の動物病院で、5787頭の犬の調査結果から結論づけられ、犬の55.8%は過体重か肥満であると獣医師は答えた。
2018年にThe Association of Pet Obesity Prevention(APOP・ペット肥満予防協会)が実施したペットペアレンツと獣医師を対象にした調査より
犬が食べ過ぎ⁉︎肥満のリスクとは
犬が肥満になるとどんなリスクがあるのでしょうか?この記事で犬の肥満が及ぼす体の影響について知って頂けると思います。
なぜ、犬は肥満だと寿命が短くなるのか?理由は簡単で、肥満が原因で病気になるからです。
- 免疫力低下
- 肥満の脂肪が臓器機能を低下させる
- 尿路結石
- 肝障害
- 関節への負担増加
- 皮膚病や膵炎
- 糖尿病発症
- 心臓病の悪化
- 多臓器不全
犬が病気になった場合に早期に発見し的確な治療をすぐさまにできれば良いが、発見が遅れた、誤診された、獣医師の治療技術が未熟であったなどの理由や
副作用や合併症のリスクなどに見舞われてしまい寿命を短くしてしまうケースがほとんどですね。
犬を体重管理するべき理由
日本全国にある1,198の動物病院から犬の属性(BCS・年齢・性別・不妊手術の有無・犬種)に関するデータを収集しBCS4と5の割合が、合計で54.9%という極めて高い割合であることが判明したこれにより日本国内で暮らしている犬の半数以上は何らかの「疾病予備軍」ということになると結論づけた。
2006年~2013年明治大学・農学部チームの研究
多くの獣医師やペットの保険会社の協力による調査によって日本のペット事情は
2頭に1頭の犬は肥満かやや肥満
と言われています。あなたの犬のBCS(ボディコンディションスコア)は大丈夫ですか?BCS3以上のわんちゃんは
ダイエットした方がよいですね〜
●正しいドッグフードの与え方や基本をご存知ですか?
↓
犬のアレルギーはドッグフードが原因
近年、粗悪なドッグフードを食べ続けていると犬が穀物アレルギーを発症させる原因とわかってきました。(※小麦粉アレルギーなど)
そのため、ドッグフードメーカーはこれまでのドッグフードの様に「利益と長期保存」の目的ではなく犬の健康にフォーカスしてバランスが良く新鮮な肉類を40%以上含むこだわり系ドッグフードや
穀物アレルギーに配慮したグレインフリー系ドッグフード(穀物不使用)など、品質重視のドッグフードが数年前からドイツやイギリスなどのペット先進国からの輸入商品を中心にかなり増えて来ました。
けれども、本日伝えたいことはそのグレインフリー系ドッグフード(穀物不使用)が犬のアレルギーを発生させる原因であったと言う驚きな話です!
犬のアレルゲン食品として最も報告が多いのは牛肉で、乳製品、鶏肉と続きました。小麦は4番目、悪者にされがちなトウモロコシは7番目、米は11番目でした…。
ドッグフードの新たな問題点
こだわり系ドッグフードやグレインフリーのドッグフードは必ずと言って良いほどチキンやビーフ、ポーク、ラムなど主原料のお肉の種類が表記されてますよね。
愛犬も気に入って美味しそうに毎日食べていた「品質重視」のフードに入っているチキンや、ビーフなども毎日食べ続ける事でチキンアレルギーなどを発症してしまうケースが最も多いと獣医学研究の成果でわかってきたのですね〜(驚)
私は以前、三つ星レストラン「ロブション」のベーカリー部門のシェフの方に直接聞いた、ある話を思い出しました。
100人のスタッフがパン職人になりたくて入社して来たら数年以内に全員小麦粉アレルギーになります。
シェフに聞いたら、パンを食べる以外にパンをこねたり作る過程で小麦粉を目や鼻、口からどうしても毎日吸収してしまうことが原因だそうです…。
人間も犬も毎日毎日、同じ成分を摂取し続けたら体に異変が出る。という事ですね…。
ZIWIもアレルギー対策でレシピに変化が
ニュージーランド産の肉類が96%以上などで作られている高級フードではもともと犬や狼は肉食で野菜や穀類は不要!肉だけを食べさせるべきと開発コンセプトで伝えていますが
それは何百年〜何千年前の話で確かに自然界の野生動物はそうでしょうが狼などの野生動物の寿命は5年程度で例外なく早死にで長生きしていません
ですので現代の生物学や栄養学ではバランスの良い食事がもっとも健康寿命を伸ばすと多くのエビデンスで証明されています。
さらにはの単一のチキンやビーフなどの肉類が96%以上で製造している事でアレルギーが発症する報告が多い事に気がつき2021年から商品展開に変化が出てきました↓
(※左の赤いパッケージの商品は5種類の肉と魚を使用したレシピの新商品)
愛犬の肥満は万病のもと!
愛犬がアレルギーにならないように
同じ成分を毎日あげ続ける事は辞めましょう!
フードローテーションしよう♪
犬のご飯だけど肉や野菜で栄養バランスを徹底的にこだわり人間も食べるレストランのクオリティーで作ったと言われている犬のフレッシュフードを徹底的に調べて検証した記事です↓